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【シルクまめ知識・その1】ぐんまシルクの力の源〜セリシンとフィブロイン〜

くーる&ほっと ホームページ管理人です。

私達の取り扱っているメイン商品の一つであるぐんまシルク製品について、いろいろご紹介して行こうと思います。初回として、シルクの力の源である、セリシンとフィブロインについて解説します。

シルクの基となる繭糸は、フィブロインとセリシンというたんぱく質からできています。2本のフィブロインを覆い包むようにセリシンが取り巻いて1本の糸状になっていて、フィブロインが70~80%、セリシンが20~30%の構成となっています。通常皆さんの知っている光沢のある一般的な絹糸は、生糸からセリシンを精錬して取り除いた、フィブロインだけの状態の糸の事を言いま す。シルク独特の生地の艶やかさや光沢は、フィブロインの特徴です。


silk-danmen.jpg



更に、群馬県オリジナル製品を自負する私たちは、通常の精錬された絹だけでなく、精錬せずにセリシンを残したままの生糸を使った製品も提供しています。このシルクは、生のシルクということで「ロウシルク」と呼ばれています。ロウシルクはセリシンが残っているため、見た目は通常の シルクよりもクリーム色で、少しごわごわした感触ですが、それがセリシンの証です。シルクの特 徴的なタンパク質であるフィブロインとセリシンは、それぞれに特徴があり、その特徴を生かした商品を取り揃えております。

今回のブログではここまでにします。次回はフィブロインの特徴について記事を書きたいと思います。
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群馬県桐生市で縫製品を取り扱っている「くーるあんどほっと」です。桐生産・群馬産にこだわった良い品を皆様にご提供して行きたいと思います。

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