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フレッサーとくーる&ほっとの袋あかすりについて

こんばんは、くーるあんどほっと管理人です。


以前もブログで記事を書いたり、更にその後も別の記事を書いたのですが、色々な方からお問い合わせがあったりした中で、お伝えした方が良いと思ったことがあり、ブログに書きたいと思います。

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レーヨン製の袋タイプのあかすり(ボディタオル)は、以前扱っていた大手メーカーでも廃版になったり、袋タイプのアカスリ自体を製造している工場も減っているようです。老舗のメーカーで同じ群馬県が本社のF社も廃業したという話は以前にも書いていました。

このF社は、具体的に言えばフレッサーさんです。
フレッサー社は浴用タオルの老舗で、袋あかすりは特徴的なパッケージで、銭湯などでも販売されていたため、袋あかすりといえばフレッサーを思い出す方も多いと思います。

ただ、このフレッサーさんは残念ながら廃業してしまったそうです。

そんなこともあり、私たちにも袋あかすりに関して個人の方や卸売の方も含め、お問い合わせをいただくこともありました。

ただ、ごく稀にですが、「フレッサーの偽物」というよう誤解に基づくお言葉をいただくことがあり、私共としてもそれは看過できないことであると同時に、偽物と勘違いしてしまう理由もある意味理解できるため、一度しっかりと情報をお伝えしたいと思い、このブログで詳細をご説明したいと思います。

くーる&ほっとのボディタオル等を製造している群馬県内の工場は、群馬県みどり市にある工場で、今でもこの袋タイプのレーヨンあかすりを製造しており、他のあかすり販売メーカーさんにも卸しています。

実は、フレッサーさんで販売していた袋タイプのあかすりは、フレッサーさんがこの群馬県みどり市の工場に製造を委託して作っていたのです。フレッサーさんの袋あかすりと、くーる&ほっとの袋あかすりは似ているのは、同じ工場で製造しているからなのです。

ただ、詳しく言うと両者には若干の違いがあります。
それは織り方です。レーヨンあかすりを織る際には、レーヨンあかすりの最大の特徴である「シボ感(凹凸)」を出すために、レーヨンの糸を強撚(きょうねん:強く糸をねじる)して織っていることです。
この強撚によって、レーヨンあかすりが濡れた時に縮み、シボ感が出て凸凹になり、硬い肌触りで垢や汚れを綺麗にすることができます。ちなみに、ちりめん織と同じ理屈です。

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その織り方が、フレッサーは「両シボ(両縮み)」、くーる&ほっとは「片シボ(片縮み)」と呼ばれる織り方の違いがあります。

「両シボ(両縮み)」は、緯糸に右撚りと左撚りの強撚糸を交互に打ち込んだもので、「片シボ(片縮み)」は、右か左どちらかの方向のみに撚った強撚糸で織ったものです。

この違いにより、両者を比べると、フレッサーさんの方がくーる&ほっとのレーヨンあかすりよりも肌触りがよりかために感じるかもしれません。

以上が、フレッサーさんとくーる&ほっとのレーヨンあかすりが似ている理由であり、決してくーる&ほっとの袋あかすりはフレッサーさんの偽物ではないと言う理由です。

とはいえ、残念ながらフレッサーさんが廃業されておりますので、もしレーヨン袋あかすりを使い続けたいけれど、フレッサーや代替品も見つからない、と言う方は一度くーる&ほっとの袋あかすりをお試しいただければ幸いです。


フレッサーの代替品をお探しの方や、一度レーヨンあかすりをお試ししてみたいというお客様に、お気軽にお試しいただけるように、アマゾンでお試し2枚セットの販売をしております。アマゾンプライム会員であれば、送料込みで470円でお試しいただけます。(ただし、アマゾンの販売手数料の値上げや製造工場のコスト高騰等もあり、今後値上げせざるを得ないかもしれません)




また、よりお得なセット販売をしておりますので、こちらも一度ご覧ください。








レーヨンにシルクを一緒に織り込んだちょっと贅沢な袋あかすりも販売を始めました。



また、長尺タイプのレーヨンあかすりも取り扱いを始めました。

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群馬県桐生市で縫製品を取り扱っている「くーるあんどほっと」です。桐生産・群馬産にこだわった良い品を皆様にご提供して行きたいと思います。

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